空テナント…どうやって活用したら良いのか正解がわからない、と嘆いていませんか?
人気のお店や企業を誘致しても、いつまでそのブームが続くかわかりませんし、大通りから少しそれるだけで一気に集客力がなくなってしまうことも。
空いたテナントに店の誘致を行うことはできても、長続きさせることは難しいもの。
ですが、そんな悩みの種が大変身する事例が相次いでいます!
それは「ゲストハウス」です。
毎年多くの外国人観光客の方が日本を訪れていますよね。
特に欧米、中国から訪れる方が多く、ニュースでも中国人の方による「爆買い」が話題となっているほど。
そんな方々が日本に滞在するとき、ホテルはもちろんですがやっぱり安く、もっと手軽な場所に泊まりたいと思うもの。
泊まるホテルの中には外国語がまったく話せないスタッフばかり…ということも少なくありませんし、双方が困ってしまう場合も。
これを解決してくれるのが、外国人観光客向けのゲストハウスなのです!
外国人観光客向けゲストハウスには、たくさんのメリットがあります。
・簡易宿泊所の申請で営業許可が取れる、ホテル経営よりも簡単
・ホテルのように大きなスペースが必要なし
・外国人同士が集うので口コミが広まりやすい
・カフェやバー併設で集客力がアップしやすく、イベントも開催しやすい
…など、ホテルを誘致するよりも魅力的なポイントがたくさん!
一方、観光客側にも同じようにメリットがあります。
・おもな宿泊者は外国人なので言葉が通じやすい
・泊まりやすい
・一般的なホテルに泊まるよりリーズナブル
・ガイドマップも外国人向けのもの
もちろん、ホテルにも外国人向けのサービスは用意されています。
が、すべてのホテルがそうとは限りませんし、やはり外国人同士で交流をしやすいというのも大きなメリットですよね。
実際に、テナントの入れ替わりが激しい地区において、外国人観光客向けゲストハウスを誘致したところ成功例が多く挙げられています。
小規模でも経営できるところ、大通りから多少外れていても口コミで集客が望めるところ、バーなどを併設すれば外国人とのコミュニティを持ちたい日本人も集まるところなど、成功する例が多いからです。
特に最近では、コミュニティスペースに畳を置いたり、武士の甲冑を飾ったりと、より「日本」を感じられる場所としても人気を集めています。
日本の四季や歴史を愛する外国人は多いですし、今後は東京オリンピックも開催されることから外国人観光客が増え続けることが予想されます。
オリンピックが終了しても、日本が注目されることで観光客が途切れることはないでしょう。