働く人にとって、1日の中でほとんどの時間を過ごすと言っても過言ではないのがオフィスです。
家に帰れば家族だけ、自分ひとりだけの空間となるのでリラックスできると思いますが、会社では気を張りっぱなし…ということも多く、唯一気を抜けるのはトイレくらいかもしれません。
頭をフル回転させて仕事をしていると、行き詰ったり、悩んだりとどうしても効率が悪くなってしまいます。喫煙室に行って一服するという方法もありますが、嫌煙者の方はどうでしょうか…。
そんなときに、オフィスにちょっとしたリフレッシュ空間があったら…嬉しいですよね。
みんながリフレッシュでき、仕事をサクサク効率良く進められる「快適なオフィス」作りについて見てみましょう!
世界中にオフィスを構える大手企業「Google(グーグル)」は、働く社員第一の快適オフィス最先端と言っても良いでしょう。
ここでは多くの方がご存知のとおり、マッサージルームやレストルーム、ビリヤードルームや図書室、さまざまな空間がオフィス内に広がっています。
社員が仕事をする上で大切なのは、クリエイティブに物事を考えていくこと。柔軟な発想で楽しみながら仕事をしてほしいという思いがこめられています。
また、快適なオフィスと呼ばれるのはオフィスの「設備」だけではなく、そのワークスタイルも。
Googleでは、社員が効率よく・楽しく仕事をするために、熱中したいときはひとりでこもってバリバリ仕事をしてOK。一見、周りを考えていない個人プレーのように思えますが、それがかえってチームプレーにつながるのだとか。
あいつは今がんばっているから、自分たちもがんばろう!
そんな気持ちでお互いに仕事を進めつつ、支え合いながら日々の業務を進めています。
次に、こちらもまた大手企業となった「LINE」。
東京にオフィスを構えるLINE(ライン)は、今やコミュニケーションアプリの代名詞とも言える存在ですよね。
こちらもGoogle同様に、オフィス内に社員がリフレッシュできる設備を整えているほか、社内に保育所を設けたり、ベビーシッターを利用する際には補助金が出たり、格安のマッサージルームを設けるなど、現代に働く人たちをサポートしてくれる体制が整っています。
「快適なオフィス」と聞くと設備を整えるために大掛かりな費用を投じなければならない…と感じるかもしれませんが、たとえば作業効率化のためにちょっとした休憩時間を増やす、休憩時間は思いっきりリフレッシュしてもらえるように、マッサージグッズを取り入れてみる…ということはできると思います。
社員のために…と考えるのはもちろんですが、手っ取り早いのは「自分自身がどうしたらもっと楽しく、気持ちよく仕事を進めていくことができるか」を念頭にすれば、大きな資金も必要なく快適オフィスへの一歩を踏み出すことができるのではないでしょうか。