事業所の数が都内で最も多い区であり、本社を構える企業が多いことでも知られる港区。特徴あるさまざまなエリアによって構成されており、オフィス立地として、あらゆる業種の企業にとって高い人気を誇っています。港区に賃貸オフィスを構えたいと考えているベンチャー企業経営者のために、港区の特徴や周辺環境について、また進行中の都市計画についてご紹介いたします。
港区は1947年に旧麻布区・旧赤坂区・旧芝区の3区が合併して誕生し、日本のビジネスの中心地と言われるまでに発展しました。現在では、都内でも事業所の数が最も多い区として知られます。なかでも新橋・浜松町・虎ノ門は、歴史あるビジネス街で、霞ヶ関から近いこともあり、法曹関係オフィスが多い場所です。他方、日本を代表する商業エリアである赤坂・青山・六本木はそれぞれにユニークな顔を持ち、とりわけ青山エリアは、流行発信基地としてデザイン系・アパレル系の業種の企業から圧倒的な人気を集めています。
港区は、経済活動がたいへんに活発な地域であるとともに、閑静な住宅街も点在しているなど、実にさまざまな表情を持っています。日本を代表する歓楽街のひとつである六本木周辺では六本木ヒルズ・ミッドタウンといった再開発が進められるなど、注目のエリアです。また、10人に1人が外国人であるといわれるなど、多国籍化が進むのも大きな特徴です。とくにアメリカ合衆国やヨーロッパ系の人口が多くを占めています。他方、大規模なビジネスエリアである新橋・東海道新幹線が利用できる品川駅もあり、アクセスの良さも兼ね備えています。
日本最大のビジネスエリアである港区には、大企業(とりわけ外資系)およびベンチャー企業の本社が置かれるほか、広告代理店や芸能事務所といった放送関連企業が多いエリアです。また新橋・虎ノ門は古くからのオフィス街として今も存在感を放っています。人気の高いエリアだけあって、賃貸オフィス賃料は、空室率が低下していているため、総じて上昇傾向にはあるものの、築年数や面積・駅からの距離など、条件次第では安い物件など、予算に合った物件も見つかります。
浜松町駅の東口エリアで大規模な再開発が計画されており、商業施設や賃貸オフィスなどからなるタワービルが建設される予定です。総事業費は3,500億円にのぼるといわれて、2030年ごろを目処に完成を目指しています。また、六本木エリアには、地上43階・地下2階建の住友不動産六本木グランドタワーが三丁目東地区に2016年にオープンを予定しているほか、虎ノ門エリアでは、オテルオークラのリニューアルが控えているほか、虎ノ門二丁目地区・四丁目地区ではそれぞれ20万平方メートルを超える超高層ビルの建設が進められています。また赤坂一丁目にも17万平方メートルの高層オフィスビルを建設中で、2017年に完成予定です。
港区の雰囲気やオフィス事情、さらに今後の都市計画についてご紹介しました。日本のビジネスの中心地に成長し、さまざまな業種に特化したエリアを数多く抱えることで、賃貸オフィスの立地として、その人気は衰えるところを知りません。新築物件の賃料相場は確かに上昇していますが、リーズナブルな古い物件でも、リノベーションによって刷新され魅力的に生まれかわったものも区内各所に点在しています。予算に合った、良い条件の物件も見つかるはずですので、港区のブランド力に魅力を感じるベンチャー企業経営者の方は、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。
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