オフィスコンビニというのをご存知でしょうか。コンビニで買えるようなスナックやドリンク類を自社内にストックできるサービスのことで、ビジネスの効率化に役立ち、維持コストの面でも優れていることから、いまたいへん注目を集めているサービスです。
従業員の仕事へのモチベーションや能率を高め、しかも経営上もメリットのあるオフィスコンビニについてご紹介します。
最近よく耳にするようになってきたオフィスコンビニ。これは自社オフィス内に冷蔵庫や商品棚を設置し、ドリンクやスナック類をストックすることができる、いわばオフィス内にあるコンビニのこと。商品代金は購入者が自主的に回収ボックスに投入するという簡易的なシステムで、初期費用は0円で、運用にかかるコストも電気代のみ。商品ラインナップも自由に選べるので、コンビニに出向くことなくちょっとしたリフレッシュメントを利用できるので、多忙なビジネスマンの間で人気を集めています。
オフィスコンビニを企業が導入するメリットは大きく分けて次の3つです。
(1)「従業員の時間節約」
従業員がコンビニに出かける時間を節約できます。外出に利用する時間を休憩に充当でき、仕事の効率化に寄与します。
(2)「通常のコンビニよりも安価」
街角のコンビニに比べて安価で利用できます。従業員の仕事へのモチベーションにつながります。
(3)「ランニングコストの軽減」
一般の自動販売機に比べて電気代が安くすみます。自販機が500Wから1000Wの電力を消費するのに対し、オフィスコンビニの冷蔵庫の消費電力は約95W。大幅な運用コストの違いと言えます。
気になるのがオフィスコンビニの取り扱い商品のラインナップです。サービスを提供する会社によって多少内容は異なりますが、ドリンクメニューとフードメニューの順に見ていきましょう。ミネラルウォーターやお茶、コーヒー、炭酸飲料のほか、豆乳やエナジードリンクまで購入することができます。フードメニューとしては、チョコレートやクッキー、ポテトスナックなどのお菓子類のほか、パンやカステラ、さらにはカップスープやカップ麺を利用することができます。
オフィスコンビニを導入するには、いくつか注意が必要な点もあります。まずは、商品の補充や入れ替えのため社内に業者が出入りすることです。オフィスのレイアウト次第では、セキュリティの問題が生じる恐れがないとも言えません。またリフレッシュメントの購入が気軽になるため、仕事時間中にも従業員が軽飲食を摂るようになる恐れもあります。休憩時間との区別がつけにくくなっては、帰って仕事の効率を下げてしまうことにもなりかねません。
オフィスコンビニ導入の流れは、大まかに言って次のようなものとなります。業者に申し込みを行うと、冷蔵庫と商品棚、代金回収ボックスが設置されます。この段階でコンセントの位置を含めたレイアウトを考えておく必要があります。また後になって変更も可能ですが、希望する商品のラインナップもある程度決めておかなくてはなりません。業者によってはかなり大きなリストを用意しているので、思いのほか時間や手間がかかることも想定しておく必要があります。
一部のビジネスマンの間で人気となっているサービス、オフィスコンビニについてご紹介しました。維持コストの面で優れ、従業員の仕事の能率やモチベーションを高め、結果的にビジネス効率化に役立つビジネスツールとして、ベンチャー企業経営者にとって、導入を検討する価値のあるサービスであることがお分かりいただけたことと思います。想定されうるデメリットも十分に考慮された上で、ぜひお試しになってみてはいかがでしょうか。
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