冷暖房費節減のためにも、オフィスの窓に欠かせないのがブラインドです。ひと昔前のブラインドは、種類も少なく、いかにも「事務所」というイメージしかありませんでしたが、最近のブラインドは、カラーや素材も豊富で、とてもおしゃれ!操作性も格段に進歩しています。また、さまざまな機能を付加したブラインドもあります。おしゃれなオフィスを目指している方は、ブラインドにもこだわってくださいね。
ブラインドには、一般的な横型ブラインドと縦型(バーチカル)ブラインドがあり、どちらもカーテンに比べて溜まりが少ないので、ブラインドを開けたとき、窓辺をすっきり大きく見せます。使われているスラット(羽根)の素材はアルミ製が一般的ですが、木製や竹製、ファブリック製などもあります。アルミ製は水に強く、価格も手頃。最近は色やテクスチャも多彩になってインテリア性も向上しています。木製は自然素材の持つ温かみがあり、落ち着いた雰囲気や高級感がありますが、価格はアルミ製に比べて高価になります。
ブラインドは、下ろした(閉じた)状態で光の調節ができることが特徴であり優れた機能ですが、最近はさらに機能性を追及したブラインドが注目されています。
・遮熱コート……反射性能の高い塗料をコーティングし、遮熱性能を高めたブラインドです。
・酸化チタンコート……アルミ製のスラットに酸化チタンをコーティングしたもの。酸化チタンの光触媒作用で、防汚・抗菌・消臭効果があります。
・フッ素コート……スラットにフッ素をコーティングしたもの。フライパンのテフロン加工と同じものです。防汚効果があり、たばこのヤニや油汚れなども簡単に落とせます。また、日焼けによる退色・錆び・カビにも強いなどの特徴があります。
横型ブラインド……オフィスに一般的に使われているブラインドで、上下に開閉するタイプです。スラットを上下に動かして視線と光を調整します。埃が溜まりやすいのが最大の難点です。
バーチカルブラインド……高さのある大きな開口部のオフィスに最適なのが、バーチカルブラインド。近年はバーチカルブラインドのスタイリッシュでモダンな雰囲気が一般家庭でも人気です。オフィスには耐久性のある業務用バーチカルブラインドもあります。公共施設や病院にも安心の防炎・制菌・制電・抗菌などの加工をしたものがあります。カーブした窓にも取り付けが可能。スラットの幅も色々あり、幅の広いものは大胆で力強い雰囲気になり、細いものは繊細な雰囲気になります。
横型ブラインドの汚れは、ほとんどが埃です。埃は掃除機に丸口ブラシを使って、スラットに沿って横に掃除機をかけていくのが一番簡単です。最近はブラインド掃除専用のブラシなども販売されているので、ブラインド掃除がとても簡単。なんとスラット4枚を一度にきれいにできるので、一枚ずつ拭き取る必要がありません。わざわざ専用ブラシを買うのが面倒な方は、軍手がおすすめ。ゴム手袋の上から濡らした軍手をはめてスラットを指で挟むようにして拭いてください。大型のバーチカルブラインドは、自分でのお手入れは大変なので、ブラインドクリーニングの専門業者に依頼するのがよいでしょう。
ブラインドは地味なものと思い込んでいませんか?最近は業務用のブラインドでもすごくスタイリッシュなものがあります。スラットの色も裏と表を変えたり、好きな色を組み合わせて一台のブラインドにしたり、柄が浮かび上がるようなものや、グラデーションになっているものなど、デザインもさまざまなものから選ぶことができます。ブラインドの機能性も大切ですが、スタイリッシュなオフィスには、ぜひスタイリッシュなブラインドを選んでくださいね。
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