オフィスの顔となる応接室は、オフィスのレイアウトを考えるときからしっかり考えておきたいところです。お客様をお通しする応接室の配置や置く家具にこだわって、ステキな空間にすれば、商談もうまくまとまるかもしれません。今回は、オフィスづくりでも力を入れたい応接室について、ステキな快適空間にまとめあげるポイントをご紹介します。
来客時に応対をする応接室は、オフィスのなかでも入口に近く、窓のある空間がおすすめです。商談が行われたり、打ち合わせを行ったりと、会社繁栄の大きなカギとなる部屋でもあります。スタートアップのまだ小さな企業であっても応接室は忘れずにレイアウトするようにしましょう。
応接室を作る際は、目的を明確にしておくと、レイアウトや内装などのプランが立てやすくなります。「来客をもてなしたい」「打ち合わせをメインに行う部屋として利用したい」など応接室の利用目的は、会社によってさまざまです。
予定している来客のイメージから、どういった応接室が適切か考えておくとスムーズに決めていくことができます。「応接室は忘れずに、でも目的も明確にしてレイアウトする」ことを意識してオフィス作りをしていきましょう。
応接室を設けるなら、どんな目的があろうとも「快適」であることは絶対条件に含まれます。来客者にとっても、応対する社員にとっても快適さは大切な要素となります。
応接室での快適ポイントとは、空調の設置やインテリアを落ち着いたものにするといったものから、給湯室との位置関係や応接室までの導線も含まれます。空調が設置されていて快適な温度を保てることはもちろんですが、インテリアも尖りすぎずに会社のカラーを出せるものがベストです。
給湯室は応接室内にあるのでは、お茶を出す側も出される来客側も気を遣ってしまいます。できれば、近い位置でも壁を隔てるなどの工夫をしておきましょう。また、導線も、社員が仕事をしているなかを通ってもらうのは、「見せたくないもの」を見せてしまう可能性もあるためあまりよくありません。入り口付近に作るというのは、会社内をあちこち歩いてもらわずにお通しできるというメリットがあります。
応接室に必要なものは、どんな目的で用意するのかにもよりますが、基本的には、机とイスがあれば問題ありません。打ち合わせを多く行う予定があれば、電源やスライドを投影できる投影機か大きめの画面、ネット環境などを備えておきましょう。
ホワイトボードなど打ち合わせ中にメモを取ることができるものがあるのも便利です。また、余裕があれば、コートかけなど来客者にとって心地よい空間となるようなものがあると、いい印象を与えられる応接室となります。
応接室に用意する家具はいわゆる「応接セット」でも「打ち合わせしやすいもの」でも、コンセプトに合わせて選ぶのがおすすめです。ゆったりとした空間にしたいのであれば、応接セットのようなリッチな家具を入れたり、デザイナーズ家具を取り入れるのも雰囲気作りに一役買ってくれます。
また、基本的には打ち合わせする場として利用するのであれば、高めのテーブルにイスを用意するスタイルでも問題ありません。その場合は、テーブルやイスのグレードを上げて、「応接室」として来客者をおもてなしする意識をもって選ぶようにしましょう。
会社やオフィスの顔となる応接室は、目的を明確にして作るようにしましょう。その際は、来客者や利用する社員の快適さを考えた配置や家具を導入し、「応接室だからこのスタイル」と決めつけずに自社に合った応接室スタイルを作っていくようにするのがおすすめです。
「応接室」も会社の一部です。自社のカラーを出しつつ、そこで過ごす人の気持ちに立って内装を検討していくようにしましょう。
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