品川区は、相応のブランド感がある新興のビジネス街と、昔ながらの地域とが融合しているエリアとして特徴づけられます。賃貸オフィスも大きなものから小さなものまで幅広く点在しているため、ニーズや条件にあった物件を選ぶことができるので、ベンチャー企業の立地としておすすめです。オフィス移転をお考えのベンチャー企業経営者の方に、品川区の特徴や環境、メリットに加え、予定されている都市計画などについてご紹介します。
品川区は、江戸時代には五街道で交通量が最多といわれる東海道の最初の宿場街「品川宿」として繁栄しました。近代に入ると、品川区京浜工業地帯の一部として発展し、現在でも当時の住宅・商店や工場が多く残されています。また、戦後になると多くの鉄道が開業し区全体が都市化し、現在のような基盤が築かれました。最近では、工場の跡地などの再開発が進められ、ずいぶん様変わりしましたが、近代的な高層ビルと古い町並みとが共存しているのが特徴です。
品川区は、1947年から2007年までSONYが北品川に本社を置いていたほか、多くの大手企業が集積するビジネス街として歴史のあるエリアです。現在の品川区内に位置する主要駅は目黒駅と五反田駅、そして大崎駅。いずれもJR山手線で、ビジネス街を形成しており人気があります。また1990年代に全国でも最大規模の都市開発が進められた天王洲エリアにも近代的なオフィスビルや高層マンションが多く見受けられます。東京モノレール羽田空港線・東京臨海高速鉄道りんかい線が乗り入れ、羽田空港・浜松町や新宿・渋谷・大宮方面へと直結しているため、交通の利便性はかなり高いエリアといえます。
品川区には、大型高層ビルの賃貸物件から中規模・小規模まで、さまざまな賃貸オフィスがあります。大井町駅のあたりからJR沿線よりも内側には古くからの住宅・商店が多く、賃貸物件も中規模・小規模なものが少なくありません。他方、目黒や大崎駅・五反田駅といった山手線沿線には高層ビルが目立ちます。また、りんかい線などが走っている海沿いにも新しい高層ビルが多く立ち並びます。いずれも交通の利便性は決して悪くないにもかかわらず、隣接する港区と比較すると賃料の相場は比較的低く、かなりコストパフォーマンスが高いのが特徴です。ベンチャー企業にとってオススメのエリアということができるでしょう。
品川区の五反田・大崎エリアは、山手線沿線で現在最も大規模な再開発が行われているエリアです。そのなかでも北品川五丁目第1地区には三井不動産が手がけるオフィスビル5つと大規模タワーマンション・賃貸タワーマンションが2015年に完成。また西品川一丁目地区でも、住友不動産がおよそ1,033億円をかけて、約212,000平方メートルの国際自動車の車庫・教習所跡地を利用した複合開発を計画中です。オフィスビルとタワーマンション街と様変わりした五反田・大崎エリアは、今後ビジネス街として大きな展開が期待されます。
品川区の特徴やオフィス事情、また予定されている都市計画などについてご紹介してきました。それなりのブランド感、交通の利便性があり、大規模なものから小規模なものまで、物件のタイプが豊富でリーズナブルなのが特徴です。人気の目黒や天王洲アイル他、開発が進む五反田・大崎エリアなど、魅力的な地域も少なくありません。ベンチャー企業のオフィス立地として有利な条件がそろっています。ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。
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