フリーレント・完全フリーレント・契約開始日ズラしとは

閲覧数:6,759     更新 2021年1月26日更新
カテゴリ: 不動産用語

フリーレント・完全フリーレント・契約開始日ズラしとは

■フリーレントとは
フリーレントとは、賃料無料期間の事です。
契約開始日=賃料起算日と言うのが原則ですが、フリーレントによって賃料起算日を後ろにズラすことができます。
【例】
契約開始日:2021年4月1日
フリーレント3ヵ月間
賃料起算日:2021年7月1日

ただし、フリーレントで無料になるのはあくまで賃料のみで、共益費相当額や光熱費など、最低限必要とされる費用は発生いたします。

■完全フリーレントとは
完全フリーレントとは、共益費相当額も含めて賃料が無料になる期間の事です。
ただし、光熱費等の実費負担金は無料にならないのが一般的です。

■契約開始日ズラしとは
契約開始日ずらしとは、契約締結はするものの、契約開始日を数ヵ月後ろへズラすことです。
空き予定物件や竣工予定物件を除き、現在空室のお部屋の場合は、原則として契約締結の翌月頭からが契約開始日となります。
例え、入居工事の開始や引っ越し日が数ヶ月後だとしても、契約開始日は翌月頭からとなり、空家賃を払い続けなければならなくなります。
そこで嬉しいのが契約開始日ズラしです。
上記のフリーレントや完全フリーレントと異なり、そもそも契約が始まっていないので、賃料も共益費も光熱費もその他諸々の費用も発生しません。
現オフィスの解約予告期間との兼ね合いで、移転先の物件を早く抑えたいものの、工事や引っ越しはまだ先で良いという場合にお得です。

■フリーレント・完全フリーレントの注意点
あくまで原則としてですが、フリーレントには違約金が付き物です。
初回の契約期間中に解約した場合、フリーレントによって免除された金額相当額が違約金として発生する、と言う内容が一般的です。
そしてその契約期間は、通常の契約期間+フリーレント期間と言うのが一般的です。

■契約開始日ズラしの注意点
契約開始日ズラしで気を付けなければならないのは、【契約を開始していない=契約していない】では無いという点です。
敷金(保証金)・礼金・仲介手数料などは、契約開始時ではなく、契約締結時に発生します。
そして、敷金(保証金)は原則として契約終了時に返ってきますが、礼金や仲介手数料は返って来ません。
また、契約開始日ズラしを行う際、契約書には契約開始前解約の文言が入っており、解約予告期間相当額の賃料・共益費が違約金として発生するという内容が盛り込まれているのが一般的です。
そしてこの文言は、まず外すことができません。

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