壁面はオフィス空間の中でも大きな面積を占めるため、壁紙はオフィスの雰囲気を大きく左右するアイテム。
オフィスの壁紙を工夫することで、社員のモチベーションアップに繋がったり、実際に仕事の生産性が良くなったという結果も出ています。
あなたのオフィスはいかがでしょうか? 壁紙を一度見直してみませんか?
オフィスの壁紙に最も多く使われているのがビニールクロスです。
ビニールクロスは、品質が安定している、耐久性が高い、掃除がしやすいなどの利点があり、色やデザインも豊富です。
ビニールクロスは、塩化ビニール樹脂などを主な原料とするビニールシートに紙などが裏打ちされたもので、表面をエンボス加工したものや発泡させたもの、プリントを施したものなどがあります。
最近では、さらに特殊な機能(消臭・防カビ・抗菌・吸放湿・表面強化など)を持たせた様々なクロスが出回っています。
オフィスで働く時間は約8時間ほどですが、人間が活動する時間の半分です。会社経営をするうえで、社員が働きやすい快適な環境を作ることはとても重要ですね。
壁紙は雰囲気を左右するだけでなく、効果的な色づかいによって集中力を高めたり、気持ちがポジティブになるなどの効果もあります。このような効果は、社員ひとりひとりの仕事能率のアップに繋がり、会社の業績にも反映されることになります。
また、来社されたお客様が一番に目に付くのも、やはり壁面です。壁紙を活用して、企業のイメージを演出しましょう。
壁紙を選ぶ際のポイントを紹介します。
まず頭の中でイメージしてベースカラーを考えましょう。面積の大きい壁面のベースカラーを決めておけば、部分的なアクセントになる壁面のカラーも決めやすいですね。その場合は、部屋またはゾーンの用途によっても考える必要があります。
また、なるべく大きなサンプルを見て選ぶことも大切です。小さなサンプルで見たイメージと、実際に広い壁面に貼ったイメージは、大きく変わることがあります。施工例の写真などがあれば、見せてもらうとイメージが湧きやすいです。
オフィス一面に同じ色の壁紙を貼ると、広々としたイメージになりますが、それでは面白みがなく、のっぺりとした印象を与えてしまうことも。かといって、大胆な柄物などを使うのも、狭く感じる、落ち着かなくなる…と考えてしまいますね。
そんな場合は、アクセントウォールとして、壁面の一部分や一面だけにお気に入りの柄や色のクロスを貼ってみましょう。
最近は糊付きの手軽に自分で貼ることのできる壁紙が市販されているので、アクセントにしたい壁に貼ってみるのもいいでしょう。印象がガラリと変わりますよ。
オフィスを退去する時は、テナント側に原状回復の義務が発生します。原状回復義務とは、入居した当時の状態に復元させてビルのオーナーに引き渡すことです。
オフィスとして借りた場合、使い勝手の良いように様々な内装をして使うことになると思います。例えば、間仕切りを入れたり、壁紙を貼り替えたり、カーペットを敷いたりなどですが、新設・増設したものは全て撤去が必要です。
トラブルを避けるためにも、契約時の状態をカメラで記録に残しておくことをお勧めします。
オフィスは、そこで働く人にとって「生活の場」と言ってもいいくらい長時間過ごす場所です。
壁紙選びの際も、色の心理的効果やクロスの持つ機能性なども考慮したいですね。部屋の使用用途によって壁紙の色も考えましょう。ちなみに、ブルー系やグリーン系の色は集中力がアップするそうですよ。
時間があればDIYに挑戦してみるのも良いと思います。個性的な手作りオフィスは、愛着もひとしおになるでしょう。
ぜひ壁紙に拘って素敵なオフィスにしてくださいね!
賃貸オフィス総合情報サイト「 officil 《オフィシル》」は、都内ビル物件情報の掲載数はNo.1!
賃料10%キャッシュバック! · ご成約するまで完全無料! · 実績多数のスピード対応!