起業して初めてのオフィスにはこだわりたいと思うはずです。しかし、既存のオフィスで希望にマッチするものを見つけるのはなかなか大変です。そこで、知っておいてほしいのがスケルトンオフィスです。限りなくゼロに近い状態からオフィス作りができるので、自社のカラーに合ったものが作れるのです。今回は、そんなスケルトンオフィスについて紹介させていただきます。
起業家の中には、何件ものオフィスを内見したけれど、納得の物件に巡り会えないといった悩みを抱えている人もいるでしょう。場所は問題ないけれど、オフィスのレイアウトが気に入らない、部屋が狭すぎる、もう少し天井が高い物件がいい。このような点でお困りの人に知っていただきたいのが、スケルトンオフィスという選択肢です。スケルトンオフィスのスケルトンとは「骨格」という意味で、つまり骨組みだけの状態の物件のことです。天井も壁も床もない状態となっているため、自分で一からオフィスを作ることが可能となるのです。
スケルトンオフィスの場合は、部屋のサイズや仕切り天井の高さといったことまで自分で決められます。気に入ったオフィスが見つからないのであれば、気に入る最高のオフィスを作ってしまえばいいのです。何もない状態からなので、自分の頭の中にある理想のオフィスを実際の形に作り上げていくことができます。企業独自のカラーをオフィス作りにも反映させることが可能です。仕切りや棚といったものから、収納、さらにはコンセントの位置や数、そして使用する照明まで、自分で決めることができるのです。
スケルトンオフィスは、内装工事を行う際に多額の費用がかかります。骨組みの状態なので、かかる費用は決して安くはありません。ただ、あえて天井を張らないといった事も可能となります。その場合、コストは下がります。こういった、コストダウンの方法はいくつか存在します。しかし、まずは工事の相場を知らなければいけません。その為には、数社に見積もり依頼を出す事が実用です。1社にしか依頼をしなかった場合には、料金が安いのか高いのかの判断が出来ません。数社に依頼する事によって、ある程度の相場感覚が身につきます。一度、相場感覚を身に付けてから、再度こちらの希望や値段交渉を行う。少し時間がかかるかもしれませんが、適切な内装工事費を決めるには、納得が出来る業者を選定する事が大切になってきます。
実際に工事にかかる費用を見ていくと、想像以上に工程があることがわかります。では、内装工事にはどのような項目があるのでしょうか?順番に見ていきましょう。
・壁
まずは、部屋を仕切る壁が必要になります。
・天井
天井も必要になります。最近では、あえて天井を張らないオフィスや店舗もあります。当然、天井を張らないとなると、内装工事にかかる費用は安くなりますが、その分エアコンなどの空調の効きが悪くなるため、月々の電気料金などが高くなります。
・床
こちらも確実に必要になるものです。
・設備工事
空調設備、水回り、トイレなどです。
・電気工事
コンセントやスイッチ、照明の設置を行います。
・その他
その他の工事として、消防設備などが必要になってきます。
スケルトンオフィスの一番のメリットは、やはり一から自分好みのオフィスを作れるということです。当然、コストはかかってしまいますが、自社のオフィスを構えるのであれば、妥協はしたくありませんよね。また、業種によっては特殊な設備があることによって、仕事が捗ることも考えられます。オフィスを構えてから、新たにその設備を設置するための工事を行えば、どうしてもコストが気になってしまいます。しかし、最初から工事に組み込んでしまえば、比較的安く設置できる可能性もあるのです。納得いくオフィスに巡り会えていない方は、ぜひ一度スケルトンオフィスという選択肢について考えていただければと思います。
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