複数の路線が乗り入れていてオフィス街としての利便性が高い飯田橋。今回はそんな飯田橋のオフィスビル事情をご紹介します。交通アクセスの良さだけではない街の魅力、昨今の飯田橋のオフィス事情、具体的な賃料相場まで徹底的に解説します。飯田橋ではどんな物件選びをすればよいか?この記事を見ればわかるはずです。
戦時中には焼け野原となった飯田橋ですが、そこから復興を遂げて進化し、今の姿があります。飯田橋は、戦後製造業で栄え、目白通りや早稲田通りなどの大通りに面している利便性から、オフィス街へと変貌を遂げました。街の雰囲気も独特で、昔ながらのレトロな懐かしさも残しながら、現代的なビル街も広がります。大学も各所にあり、東京ドームからも近いということで、さまざまな人の往来がある場所です。平成に入り、地下鉄駅の着工を皮切りに周辺施設の改装や駅の改築なども進み、現在の飯田橋が誕生していきました。
飯田橋には実に多種多様な企業がオフィスを構えています。有名な企業では、トヨタ自動車の東京本社やダイワハウス工業の東京本社も飯田橋にあります。また、KDDI株式会社、株式会社大塚商会、日本フェンオール株式会社、セントラル総合開発株式会社、石垣食品株式会社などの有名企業の本社も飯田橋にあるのです。飯田橋は山手線のちょうど中心部に位置するため、新宿方面へ、渋谷方面へ、そして東京方面へも行きやすいことが特徴です。その好立地が評価され、数々の企業がオフィスを構えているのです。
飯田橋のオフィスビルの特徴はランドマーク的なビルがないという点です。どれもそこそこの規模のビルが立ち並びます。
不動産市況にも勿論左右されやすいですが、飯田橋のオフィスビルは空室になりにくいと言われています。後述しますが、好立地の割には賃料がリーズナブルだからです。そのため、不動産賃貸市況が落ち込んでいる時でもある程度ビルが稼働するので空室になりにくいのです。しかし、例えば新宿や東京と比較しても同程度の大企業が入っているため、ビルの造り自体に手は抜けません。
つまり、内装や外観などの「造り」が良いビルに(新宿などと比較をすると)低い賃料で入れるということでです。
飯田橋は交通アクセスも非常に評価が高いです。JRは「中央・総武線」、地下鉄は「東西線」「有楽町線」「南北線」が運行しています。新宿へは直通15分で行けますし、渋谷へも東西線からの乗り換えを含めて16分程度です。また、東京駅へも総武線からの乗り換えを含めて10分強です。飯田橋駅からは、東西南北の主要駅へ行きやすく、路線数も多いので、もし運休などがあっても安心感があります。
飯田橋のオフィスビル賃料相場は、坪8,000円~12,000程度です。これは先ほども少し触れましたが、この好立地であればかなりの格安であります。例えば新宿などは立地にもよりますが、2~3倍程度の賃料(それ以上の場所も多々あり)で、東京駅付近はそれ以上の賃料です。飯田橋は、新宿や東京に匹敵するほどの利便性がある中では、かなりリーズナブルな家賃と言えます。
飯田橋は需要が高いエリアなものの不動産市況によって賃料が上下しにくいのも特徴です。理由は、一定のファンがいることと、賃料がそこまで(新宿などと比べて)高くないので、移転する必要性に駆られないからです。
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