会社の力は何といっても人材です。いかに優秀な人材を確保するかは、経営者にとって会社の存続にも影響する重大な課題です。とはいえ、中小企業では優秀な人材確保が難しいというのが現実。新卒者の多くが安定性の高い公務員や大企業に集中するからです。だからと言って、諦めていてはいけません。就活生に「こんな会社で働いてみたい」と思わせるような会社とはどんなものか、調べてみました。
就活生一人一人、会社に求めることは違うと思いますが、共通する意見もいくつかあります。そのひとつが人間関係です。人間関係が良好だと、毎日働くのが楽しくなります。また、働きやすい制度や環境という意見も多いようです。人間関係は入社してからでなければ分かりませんが、働きやすい制度や環境というものは、就活生でも目の当たりにすることができます。就活生の興味や関心を引き付けるには、充実した設備や他の会社にはない個性、遊び心の溢れたユニークなデザインやセンスの良さなど、あらゆる工夫が必要です。
・エントランス
エントランスは就活生にとっても重要なポイントです。「オッ!この会社良い」という第一印象を持つのは、やはりエントランスです。
・リフレッシュルーム/休憩室
リフレッシュルームや休憩室は、就活生にとっては大切な空間。リフレッシュルームや休憩室が充実していると、社員を大切にしている会社という印象を与えます。
・ワーキングスペース
ワーキングスペースは、社員が会社でほとんどの時間を過ごす場所です。「こんなスペースなら仕事もしやすい」と思わせる空間づくりをしましょう。
・トイレ
ビルによっては共同のところもあるかもしれませんが、トイレも大切なポイントです。特に女性にとっては会社を決める重要なポイント。優秀な女子社員を求めているなら、女子トイレにもこだわってくださいね。
就活生に働きたいと思う勤務エリアを聞いたところ、1位が丸の内エリア、2位が大手町エリア、3位が霞が関・永田町エリアという調査報告がありました。就活生にとっての憧れは、やはりビジネスの中枢である丸の内のようですね。また、IT企業を目指す就活生は、日本のシリコンバレーと呼ばれる渋谷が聖地のようです。サイバーエージェントやGMOインターネット、ディー・エヌ・エーといった企業が目白押し。しかし、たとえ憧れのエリアでなくても、自社が立地するエリアを上手にPRすることはできます。そのエリアの特徴や魅力を最大限にアピールしましょう。
就活生が一度は働いてみたいと思う企業を調べてみました。
「COOKPAD」
さすがに料理関係の会社だけあって、社内にキッチンまであります。そして、できあがった料理を食べるためのゆったりとしたコーナーも。会議室では開放的な窓から見える緑が気持ちをリフレッシュしてくれそうです。また、休憩エリアにはリラックスできそうなチェアーが並んでいます。
「KLab株式会社」
ソーシャルゲームの開発・運営の会社だけあって、エントランスから既に異空間の雰囲気。壁面一面に「恋するキャバ嬢」のキャラクターがずらりと並んだミーティングルームは、男性社員ならテンションが上がりそうですよ。
他にもまだまだ独自の個性溢れるオフィスづくりをしている会社が数多くあります。就活生の興味や関心を引くためのキーワードは「快適」「清潔」「楽しい」「美しい」の4つです。オフィスづくりの際は、ぜひ注意するポイントにしてください。また、中小企業は大企業と違って社長と社員の距離が近いという利点があります。社長の個性もその会社の魅力のひとつ。就活生が「あの社長の下で働きたい」と思うようなパッションの溢れる経営者になっていただきたいと思います。
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