オフィスのエレベーターホールやエレベーターは、訪れた人が必ず通る場所という意味で、オフィスの顔にもあたる部分です。
そのような大切な部分だからこそ、オフィス内と同じようにチェックしておく必要があるのです。
来社された人に良い印象を持ってもらうためには、エレベーターなどの共用部分にも細心の注意を払わなければいけません。
今回は、オフィス用のエレベーターについて知っておいた方がいいことを紹介します。
オフィスまで来客者を運んでくれるエレベーターについて軽く考えてはいけません。なぜなら、オフィスに到着する前から、来客者はビジネスの相手がどのような会社なのかを常に見極めようとしているからです。
ビジネスの話を進めるために、前向きな考えでお客様がいらしてくださったとしても、エレベーターの中が汚れていたりすると、それだけでネガティブな感情を抱かれるでしょう。そのような事態を防ぐためにも、オフィス用のエレベーターには一定の水準をクリアしてもらう必要があるのです。
そのため、内見の際はエレベーターなどの共用部分もチェックしておくべきです。チェックポイントとしては、「床は磨かれているか」「ゴミは落ちていないか」「壁に傷がないか」などです。細かすぎると思われるかもしれませんが、適切に管理されているビルならば、どれも当たり前のことです。
当然ですが、エレベーターは視覚的要素だけで判断してはいけません。やはり大切なのは機能面です。新たなオフィスに引っ越してきた場合、荷物を搬入しなければいけません。その際に、エレベーターが1基しかない場合は、平日には搬入ができない場合も考えられます。
そのため、エレベーターが何基あるのかは大切な問題です。エレベーターが1基しかない場合は、定期メンテナンスや突然の故障の際に使用できなくなるので、仕事に支障が出る場合もあるという事を頭の片隅に置いておく必要もあります。
また、引っ越し作業の事も考えると、エレベーターの開口部、内部寸法を測っておく必要があります。エレベーターが小さい場合、大きな荷物を搬入する際にクレーンなどを使わなければいけないため、搬入にかかるコストが高くなってしまします。
オフィスである以上、同居テナントとの顧客層のミスマッチには気を付けなければいけません。ビジネスに相応しい雰囲気が保たれているかどうかは大切なポイントです。ビルに店舗が入っている場合、普通のオフィスよりも人の出入りが多くなります。そのため、落ち着いた雰囲気を出すのは少し難しいかもしれません。
また、エレベーターの混雑問題も考慮しておかなければいけません。出勤時間がかぶると、エレベーターの中は混雑します。小さな事ですが、毎日の事となるとストレスを感じてしまいますよね。
最近のエレベーターは、混雑解消のために様々なシステムを導入しています。例えば、自動的にホームポジション(1階など)に戻るように設定しているものもあります。また、満員通過型に設定しておくと、無駄な時間を減らすことができるでしょう。
エレベーターやエレベーターホールが綺麗で清潔だと、企業イメージがアップします。また、確認しておくのは見た目だけでありません。機能面にも気をつけてください。サイズ・エレベーターの数・同居テナントのチェック。エレベーターは毎日乗るものだからこそ、細かな部分もチェックしておかなければいけません。
オフィスビルのエレベーターはオフィスの一部であると認識して、物件チェックをする際には、オフィス内と同じようにしっかりと確認してくださいね。
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